大して残ってはいないとしても「髪の毛」って大切な防寒具なんですね。昨日床屋さんにいって、さっぱりと短くしたら、夜外出したときに寒いの何のって。ずっと怪しくパーカーのフードを被っていましたよ。

さて、最近よく聞く言葉に「褒めて育てる」というのがあります。私とか、私よりも上の世代って、「人をむやみに褒めるのは恥ずかしいことだ」といった考えがしみついていて、滅多に他人を褒めないなんてお年寄りも沢山いたりします。それに「褒めごろし」なんて言葉もあって、しきりに相手を褒めたりするのは何か企みがある様に考えるのが世の常ですからね。

とは言っても、「褒められる」のは誰にとってもウレシイことに違いはありません。とある調査で、褒められてウレシイ言葉というアンケート結果があったので、引用してみます。これは男性が言われてウレシイものとなります。

1.何を着ても似合うよね 2.前向きで励みになる 3.意見が的確だよね 4.集中力があるよね 5.仕事がんばっているよね 6.話し上手だよね 7.聞き上手だよね 8.信頼しているよ 9.モテるよね 10.誠実な人だよね 11.優しいね 12.頼りになるよ 13.器が大きいね 14.存在感があるね 15.センスがあるね 16.人間味があるね 17.行動力があるね 18.手際がいいね 19.渋みが増したね 20.豪快だね(褒め言葉100選! https://spice.kumanichi.com/other/141620/#index_id1 )

ううむ、私からすると、何だか8割方、そんなこと言われても「はぁ?」とか苦笑いしてしまいそうなものばかりです。正直、こんな言葉で褒められたら、何と返答してよいかも分かりません。明らかに「そんなことはない」のが自分が一番よく分かっているからです。人を褒めるのも難しいものです。

それで、一体、私は何と言って褒められるとウレシイか? そんなに褒められることも無いので、なかなか思い出せませんが、何とか絞り出すと「キチンとやってくれる」ですかね。実際に何事につけ、自分で心掛けているのがソコなので、そのポイントを評価されるというのはウレシイ訳です。

そうであれば、人を褒めて、関係をよくする、気分良くなってもらうためには「相手が大事にしていること、心掛けていること」をピンポイントで褒めることが一番効果がありそうです。本人も気付かなかった意外な一面を褒めるというのもあるかも知れませんが、「器が大きいね」などといきなり言われてもね。知っているんですよ、私の器なんて一寸法師すら乗ったら転覆するくらいの大きさだって。

似合っているかどうかは別として、服にお金を掛けていそうな人には「何を着ても似合うね」はヒットするだろうし、ほとんど話をしない人には「聞き上手ですね」が相手をウレシイ気持ちにさせる、そういうことです。

昔、どこかのファーストフード店に「スマイル:¥0」なんてメニュがありましたが、「褒める」のも上手くコミニュケーションに織り交ぜれば、お手軽に周囲と幸せな関係を築くよいツールなんでしょう。多発するのと、あまりに見え透いたもの(お世辞)は逆効果になってしまいますけれど。

誰か、もっと褒めてくれないかなぁ。私、褒められて育つタイプなんです!

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明日(3/3)は今日までのポカポカ陽気が一転して、また冬に逆戻りするのだとか。ただですら気が重い月曜日で、仕事も大量にあることが分っているし、しかも寒いときたら、もうお布団の中で「時が止まる魔法」を使うしかありません。せめて5分だけでもいいからさ。

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