冬の底

冬の底は「大寒」です。今年の大寒（だいかん）は、1/20～2/2だそうです。ということは、今はその「一歩手前」ということになります。東京（といっても西の外れだけど）に暮らしていると、雪も滅多には降らないし、電車に乗ったり、建物の中に入ると暖房がきちんと入っているし、心底「寒～い」などと思うことは先ずありません。

どうしてだろ、特に今年はコートやダウンの出番すらまだ無いのです。このまま今シーズンは登板の無いままにタンスの中で、眠ったままということになりそうです。これ、私が健康だからではなく、それどころか「その逆」で、高齢になったことで体温調節機能が低下して、暑さや寒さを感じにくくなったというのが真相の様子なのです。

それに、怖いことに「認知症」の疑いすらあるらしい。心配になったので、今日は震えて眠ります。

そうそう、庭の梅の木には、小さなつぼみがぎっしりと付いていて、今か今かと開花の合図を待っています。それを知ってか、メジロがわんさか我家の庭に押し寄せてきているのです。この3連休は、愛猫と並んで、窓の向こうに広がる「冬の底」をゆっくりと眺めることにいたしましょう。