日本海側、省庁が緊急発表をする程の大雪とのこと、お住まいの皆さん、仕事で現地に赴かれている皆さん、お見舞いを申し上げます。くれぐれもご無理をされません様に。そうは言っても、降り掛かる災いは自分で何とかしないといけなんでしょうね。降り積もった雪への対応で怪我をされたり、亡くなったりされた方のニュースを聞くと、心が傷みます。

お正月に3つ離れた兄の家を訪ねました。私が今年63歳になるのですから、兄は今年66歳になります。それで、7月には勤めを辞め、いよいよ年金生活に入るのだそうです。それで、もう働かないの?と尋ねたところ、「しばらくは家にいる」のだそうです。

今も奥さんが働いているので、当面は主夫をするのだそうです。大丈夫かな?リンゴの皮も剥けない兄のことを弟は心配をしているのです。まぁ、これからは時間もたっぷりあって、直に立派に家事もこなせる様になることでしょう。がんばってね。

数年前は「仕事をやめたら、海の近くの小屋を買って、そこで釣り三昧の毎日を過ごす」などと、兄はたわけたことを言っていたことを思い出しました。まだ、その野望の炎は消えることなく、その実現のチャンスを虎視眈々と窺っているのかも知れません。

それで、その夢が叶ったら、是非、その小屋に招待をしてもらいと思っているのです。60歳をとうに過ぎた兄弟が釣り竿とバケツを持って、ぷらぷらと防波堤に向かいます。そして、釣り糸を海にたらしながら、どうでもいいことをぼそぼそと話します。昔、親戚にこんな人がいたねとか、家にあった小さな置物の行方とか、そういうことを。他にはもう、そんな話ができる人もいないしね。

そんな二人の姿を天国の父母が見たら、何と言うのでしょうね。「二人とも大したものにはならなかったねぇ」なのか「仲良くしている様で安心したよ」なのか。まぁ、取り敢えず、元気に生きている私たちの姿を見て、「それで十分だよ」と思って下さいな。あんまり、期待のハードルを上げないでね。

でも、きっと、そんなに何度もそこには行かない様な気がするのです。家族、特に兄弟なんていうのは、元気でいるのが分かれば、それでいいようにも思うのです。もう、ずっと昔から、それぞれの道を歩いているのですから。兎にも角にも、長いこと、お疲れさまでした。

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明日(1/9)は木曜日で、遠くにぼんやりと、週末、特に今週は3連休のキラキラと輝く日々が見える様な気がします。年末年始の長い休みに疲れて、その後の仕事に疲れて、おじいさんはもうくたくたです。がんばれ、オレ。

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