今日はクリスマス・イブです。ちなみに「イブ」とは「Evening」のことなので、前夜ではありません。だとするとクリスマス・イブというのは、12/25の晩では?という疑問が生じてきます。それで、ググってみると、こんなことが分かったのです。

昔々、「クリスマスは、24日の日没から25日の日没まで」だったのです。そうすると、この間で迎える夜:eveningは、24日の夜だけということになります。つまり、クリスマスの夜=クリスマス・イブは、24日の夜ということなのです。(出典:クリスマス・イブの「イブ」って何?

結果として、日本でもてはやされる「クリスマス・イブ」は、きちんとその役割を果たしていることになります。若いカップルが「クリスマス・イブ」に奮発して高いディナーを食べるのは、正しかったのです。逆に、12/25の夜というのは「後夜祭」であり、「祭りのあと」だった訳です。それで、恥ずかしいのは12/23あたりを「イブイブ」なんて呼んでいた人達ということになります。オレだよ。

さて、「してあげる」という気持ちほど、たちの悪いものはありません。相手が頼んでもいないのに、「XXしてやるよ」なんて、厚意を押し付ける人が何と多いことか。私、これをやられるのが大の苦手なので、自分では「してあげる」と口に出すことも、心の中で「してあげている」と思うことも、意識して慎んでいるのです。

これ、「してあげる」という人は「したい」んですよ、本当は。例えばExcelの処理でもたついている人がいて、これをちらりちらりと眺めながら、満を持して「これ、教えてあげようか」と圧を掛けるのです。もたついていた様に見えた人は、自分で解決することで知識や経験を手にいれようとしていたにも関わらず。

それで、そんなときに「いいえ、結構です」などと言おうものなら、「そうなの?困っていたんじゃないの?」とか、敵意むき出しで、今度は攻撃に転じるのです。こういう人、本当に苦手です。助けてもらいたいときは、こちらから頭を下げるので、それまでは放っておいて欲しいのですよ、お願いだから。

それに「してあげる」の気持ちは、必ず相手に「感謝」を強いるのです。自分がやりたくてやったことなのに、相手から報酬を得ないと気がおさまりません。とにかく人が為すことはすべて「したくてやっている」のですから、そこには感謝も、賞賛も求めてはいけないんですよ。

これを忘れない様にしないと、「せっかくしてやったのに」という最低最悪の発言が飛び出すことになります。この言葉、本当に相手を傷つけますよね。まぁ、こんな言葉が何気なく出る様な人は、人のことを思いやるデリカシーの「デのてんてん」もないのでしょうから、近寄らないに限ります。時折は私もそんなこと、言っちゃいますけれど。

とにかく「自分がイヤだと思うことは、誰に対してもしない」、人生、これだけを守れば幸せに過ごせる様に思います。おっとっと、つまらないことを書いていたら、大事なクリスマスイブが終わってしまいそうです。とにもかくにも、皆さま「メリー・クリスマス」です。そして、世界中の猫ちゃんに「メリー・ねこすます」。

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東京地方、まったく雨が降りません。部屋の中に濡れたタオルを干して、おもちゃみたいな加湿器をつけた程度では、もはや湿度計は21%にしかなりません。さぞかし山奥のダムも干上がっているに違いないと、ダム貯水率サイトで確認をしたところ、意外なことにまだどこも70%以上の貯水率でした。この数字がよいのか悪いのか分かりませんが、少し安心しました。これでゆっくりお風呂に入れます。

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投稿者
おーちゃんパパ

おーちゃんパパ

2021年3月に35年勤めた会社を早期退職しました。カミさんと世界で一番可愛いメインクーンと暮らしています。