珍しい日があるものです。一日の間にABBAの「ダンシング・クイーン」をフルコーラスで2回も聞いてしまいました。通勤と帰宅時に、スマホのディスクにある曲をランダムに聞いていたら、25,000曲程度の中から、2回も神さまが選んだのです。一体、どんな神さまなんだよ。まぁ、名曲ですよね。
さて、今日は久し振りに外出の用事があって、取引先のある有楽町まで行ってきました。会社から徒歩で20分、天気も良かったので、ぷらぷらと散歩がてらに。
それで、有楽町駅近くを通ったときに長い「行列」を見つけたのですが、これは「宝くじ」を買う人たちのものでした。この行列の先にある「西銀座チャンスセンターの1番売り場」というのが、当たりくじ購入の名所?らしいのです。
さらには、この行列が出来ていたところは別名「億の細道」と呼ばれていて、実際に私はその様に書かれた道標を偶然にもバッタリ見てしまいました。すげぇな、ここでもダジャレかよ。あまりにベタな名前に目の前がクラクラしてしまいました。
そう言えば、宝くじ、しばらく買っていないのです。だって、当たらないんだもの。昔は結構な頻度で1万円くらいには当選していたんですけれど、ある時から「ぱったり」と末等以外は当たらなくなりました。それに、誰かに「宝くじの1等に当たるのは、雷に打たれるよりも確率が低い」なんて話を聞いてから、そりゃ当たらない訳だと宝くじを買うのを見限ったのです。
でもね、買わない限りチャンスはない、というのも真理ではあるので、今年は連番で1組だけでも買ってみようかと思っているのです。年末ですし、取り敢えず今年一年、いろいろなことがあったけれど、家族で幸せに暮らせたので、何に対してか分かりませんがご祝儀ということで。
そうなると、いつもの「問い」が頭をよぎります。宝くじが当たったら、仕事をやめるか?です。若い頃は幾ら当選金が高額でも答えは「No」でしたが、今は当選金額が「5,000万円」以上だったら「微妙」なのです。
その発想、ロジックはせこいものなんですよ。5,000万円というのは、恐らくこれから普通に働き続けて、いつの日か完全リタイアするまでに得られる賃金の「上限」だったりするのです。(実際はもっと少ないかも知れません)
だから、完全リタイアまでの時間を宝くじさんに買い取ってもらってもらって、その時間を使って「お金にはならないけれど、したかったこと」をするのを夢見たりするのです。一方では、「労働」こそがすべての問題を解決するものであることから、そんな素晴らしいものを手放してしまうことに迷いがあるのです
それに「お金にはならないけれど、したかったこと」なんて、自分にはあったのかと、胸や頭やお腹に手を当てて考えるに、大したものが浮かんで来ないのです。せいぜい土日にやれば済むことだったり、何なら、給料が下がっても「週4日勤務」にすれば、さらに充実する程度のささやかな野望に過ぎないのです。
年明けに「会社をやめました」なんてエントリを私が書いたら、「アイツ、当たったな」と察して下さいな。おっとっと、そう言えばまだ1枚も宝くじを買っていないのです。ググったら、販売は21日までとのこと。今はネットでも買えるらしいです。知らなかった…
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珍しい日といえば、今日、生まれて初めて「サギ電話」が私の携帯に掛かってきました。私に資金洗浄の容疑が掛けられていると警視庁の人?が連絡してきたのです。しばらく話を聞いた後に、もう一度部署とお名前と、こちらから連絡するので電話番号を教えて下さいと言ったら、電話を切られてしまいました。どこか怪しいところで、電話番号を開示しちゃったのかなぁ。