余りにも運動不足がひどいので、時折仕事帰りに「一つ手前」の駅で降りて、家まで歩く様にしています。凡そ20分くらい、大した距離ではないんですけどね。けれど、歩くことで「職場」で固まり、更には電車の座席で固まって、カチカチになった体が少しずつほぐれていきます。
これからは「時折」ではなく、「毎日」歩こうかな。信号もなく、車もほとんど通らない線路沿いの薄暗い道を、ダラダラと歩くのはよい気分転換にもなるのです。あんまり寒いとイヤだけど。
さて、今月はこのタイトルでエントリを書くのをすっかり忘れていたので、いつもより10日程遅いタイミングで「シニア求人」を眺めてみることにします。
60歳を過ぎると、シニア求人もどんどんと「狭き門」になっていきます。求人広告に「62歳まで採用実績あり」なんて書いてあるのをみると、「そうか、この求人では、それ以上の年齢ではムリなのね」ということが分かります。80歳まで働くことはできるかも知れませんが、採用自体はそれよりもずっと前に「打ち切り」になってしまいます。
そういった「シニア求人」の特性が分かってくると、やはり老後の仕事と言えども、そんなに簡単には辞めることはできません。うっかり勢いで辞めてしまおうものなら、次はもはや「選べる」立場ではなくなってしまうかも知れません。
ただですら「やりたい仕事」なんて、ほとんど見当たらないのに、「何とかできるかなぁ」という仕事まで選べなくなってしまい、残るは「絶対にムリ」な仕事に就かざるを得なくなってしまう。それどころか、そもそも仕事が見つからないということもあり得ます。怖い話です。
勿論、これ以上は働かない!なんて決めているならば、スパっと辞めてもいいんですけどね。以前のエントリで、イヤだったらやめちゃいましょう!みたいなことを書いた記憶がありますが、それはまだ若干なりとも私が「若い頃」の話で、今となっては「慎重に行こうぜ」に心境は変わっているのです。
私の現年齢(62歳)では求人に応募をしたことがないので、実際はどうなるのか分かりませんが、今、いろいろな求人に応募しても、大半は年齢を理由に「書類選考」でお祈りをされてしまう様な気がします。そんなことを考えると、今頑張っている仕事に「しがみつく」のではなく、「きちんと向き合う」というのが、とても重要に思うのです。シニアの場合、多くが契約社員でもあり、有期雇用ということもあって「しがみつく」だけでは、働き続けられませんからね。
とにかく年を取るにつれて、どんどん「働くことの選択肢」が減っていきます。当たり前と言えば「当たり前」ですが、こういったことをもっと若い頃に理解して、シニアになってからの働き方の準備、心構えができるといいんですけどね。とは言っても、シニアになってからのことは、シニアになってからでないと分からないんですよ。
それで、改めて「シニア求人」をWEB求人サイトで眺めてみると、私の現年齢で応募できそうなもので、何とか体力的にもできそうなものというのは、もはやほとんどないことに気付きます。まぁ、そんなものなんでしょう。多くの人が定年退職後に「再雇用」を選ぶというのは、実に賢明な選択ということになります。「再雇用」を選択して、今までと同じ職場で働く気持ちというのは、それを選ばなかった私には分かりませんけれど。
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最近のランチにおけるマイブームは「スープ春雨」です。お店でランチを食べる余裕がなくなって久しいのですが、職場から一番近くのコンビニで、おにぎりと一緒にいつも「スープ春雨」を買ってしまいます。カップに乾燥した春雨とスープの粉?が入っていて、お湯を入れて出来上がりというやつです。
幾つかバリエーションがあって、「酸辣湯」風味のものを食べてみたいのですが、食材の中に天敵のシイタケがあるので、買うことができないのです。今度、スープと具材をラップやアルミホイルみたいなところに広げて、ピンセットでシイタケだけ取り除いてみようかな。本当にやるぞ。