我家の庭は完全な「backyard」で、オモテからはそんなものがあるとは誰も気付きません。それで、少し気を緩めて手入れを怠ると僅かな期間で「原野」へと逆戻りしてしまいます。草の種というのは一体、どこからやって来るんでしょうね。

それに「木」の成長にも驚くばかりです。1年も放置しようものなら、もはや素人では剪定、伐採すらできなくなってしまいます。長年ほったらかしの栗の木なんか、てっぺんが7~8mの高さまで到達し、台風にやられてうっかり倒木しようものなら、近所のお宅を破壊しかねません。加害者だよ、加害者。

それで、最近「庭」や「植物」に関して考え方を変えつつあるのです。先ずは「可哀想だから切らない、抜かない」という甘えからの脱却です。結局、何も面倒なことをしたくないだけなんですよ。

それに、「あんなに大きくなってしまって困るなぁ」とか「どんどん増えちゃうんだよね」といった呪いの言葉を植物に吐くぐらいなら、しゃかしゃかと剪定したり、抜いてしまった方が真の愛情というものだと気付いたのです。それはそれで身勝手な理屈ですが。

そして、残りの人生を最長でも30年とした場合、私の家族しか見ることがない「backyard」であるならば、本当に好き勝手に「快適にしてやろう」と考える様になったのです。

家庭菜園として使っていたスペースを1/3ぐらいに縮小して、残りは芝とレンガを敷く。そこにイスとテーブルと大きなパラソルを置いて、真冬以外はそこで本を読んだり、パソコンで遊んだりする。まるで部屋の一部の様に庭を使う、何だか夢が広がります。

勿論、短期間でそんな劇的な改造ができる訳ではないので、今のところ、5年くらい掛けて「何となくそんな感じ」にしようとゆるい計画を立てているのです。勿論、エクステリアの業者さんや庭師さんに入ってもらえば、すぐにでも実現するのでしょうが、おじいさんの私ときたら、これからどんどん「時間持ち」になっていくのですから、これを使わない手はありません。

とにかく基本姿勢を定めたら、本当に少しずつ、具体的なゴールも定めず、無理もせず「快適なbackyard」を手に入れるべく動き始める。まぁ、人間は「想像できるものはすべて実現できる」らしいので、いつかは何とかなるのでしょう。例え、それが「お迎え」の直前であったとしても。

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MLBやNPBのプレーオフ、とてつもなく面白いですね。本当は試合を観たくって、「働いている場合じゃねぇぞ」と思っているのですが、余りに露骨に有給を取る訳にもいかず、もんもんとした日々を過ごしているのです。明日(10/18)仕事にいけば、また週末がやってきます。頑張れ、みんな。頑張れ、オレ。

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