だんだんと朝の通勤電車に乗っている人が少なくなってきた様に思います。もう来週はお盆ですしね。私は先週、カミさんの入院のお留守番という夏休みを早々に取ったので、みんなのことを「よいお休みを過ごせるといいね」と暖かく眺めるばかりです。いいな、みんな、これから夏休みで。
オリンピック、毎日熱戦が続いていますが、私がここまでで、最も感動したのは男子ゴルフです。日曜日の夜は、翌日の仕事のことも忘れて、試合のみならず表彰式までずっと見続けてしまいました。とてつもなく凄いものを見せてもらいました。
兎にも角にも出場選手の豪華さに圧倒されました。メジャー大会でもこんな面子がそろうことは滅多にありません。そんな選手たちがニヤけた表情もせず、必死にプレイをする姿に胸を打たれました。
普段の大会で得られる様な高額な賞金もないというのに、自分が背負ってきたもののために、必死に戦う姿に世界中の人たちが感動を覚えたのです。世界に何億人のゴルフ愛好者がいるか分かりませんが、その頂点にいる超人たちの必死の戦いですから、面白くない訳がないのです。
それに、今回のオリンピック、あまりに「審判」という人たちが競技を台無しにしている中で、一切の「審判」が存在せず、選手と観戦者だけで進められていったゴルフがどれ程に清々しかったことか。
「審判」が存在する競技はすべて、今後の在り方を検討すべきですよ。採点競技の不透明さは言うまでもなく、格闘技、更には球技まで「審判」が試合を台無しにしてしまう。いっそのこと、すべての審判をカメラシステムとAIに委ねる時期が来ていると思いますがね。
今回は日本の松山選手が見事に銅メダルを勝ち取ってくれました。銅メダルを手にした松山選手の素晴らしい笑顔、本当にうれしい!という表情にこちらまで胸が熱くなりました。4日間の長きに渡る戦い、世界中の猛者たちのせめぎ合い、ただ一人で局面を打開していく孤独、そんなすべてをなし終えて手にした「銅メダル」。誰が見ても「最高に素晴らしい銅メダル」でしたよ。
それにしても「とてつもなく凄いもの」を見せてもらいました。一生の宝物です。出場した選手たちみんなに感謝です。
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お隣りさんが転勤で数年家を空けますとご挨拶に来てくれました。不在の間は誰かに貸すのだそうです。さて、どんな人たちがやって来るのでしょう。お互いに干渉せず暮らせれば、どんな人たちでもいいんですけどね。ピアノとうるさい犬は勘弁してね。