今週、実はカミさんが手術のために入院をしていたのです。それで、どうしても出社せざるを得なかった8/1(木)を除いて、カミさんが入院する病院に通うべくずっと有給休暇を取っていました。

呑気に過ごせる夏休みとちがって、カミさんの病状や手術の状況を気にしながら過ごす毎日は、まったく気持ちが落ち着かず、何だか訳もなく疲労してしまいました。改めて家族みんなが健康でいることの有難さを思い知りました。

今日の午前中に退院をすることができ、カミさんが家に戻ってきたのですが、とにかく愛猫が喜んで、ずっとカミさんにじゃれついていました。愛猫もさぞかし安心したことでしょう。よかったね。

以前は医療機関ではケータイの電源を落とす様になんて言われていましたが、今はまったくそんなこともなく、カミさんが入院していた病院ではフリーWi-fiまで使うことができるのです。病状次第では入院しながら仕事をする、なんてことも十分できてしまいます。まぁ、個室でもない限り、キーボードをカタカタやったら、喧嘩沙汰になりそうですけれど。

それで今回、病院というのはひとつの宇宙なんだなと改めて思ったのです。医療に携わる人たちがいて、事務型の人たちがいて、清掃スタッフ、病院食を配膳してくれる人、設備メンテナンス担当、警備員さん、それから売店(コンビニ)やコーヒーショップの店員さん… 病院をスムーズに運営するために一体どれくらいの人たちが働いてくれているのでしょう。

私が暮らす街にある駅前のバス停から、この病院行きのバスが発着しているのですが、朝、7時頃からバス待ちの長い行列ができているのです。雨の日も風の日も、毎日休むことなく。

そして、この宇宙に、病んだり、傷んだりした人がやってきては、しばらくの間、体を休めて、またそれぞれの生活に帰っていく。よくよく考えれば、こんな奇跡がずーっと滞ることなく、破綻することもなく続けられていることは驚くべきことなんですよね。

手術を終えたカミさんは、これから「術後の経過」「再発をしていないか」を診てもらうために、何年もの間、ここに通うことになります。しばらくの後に「もう、これで心配ありませんよ」などと、先生に言ってもらえるといいのになぁ。

取り敢えず、ほっとしました。カミさんも、私も、愛猫も。

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カミさんが入院している間、ずーっと自炊をしていたのですが、とにかく「手を抜く」ことばかりを考えていたので、「パスタ」「カレー」(レトルト)「冷凍食品」を毎日食べていました。キライじゃないけれど、少し飽きました。

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