昨日(6/24)が今月最大の仕事の山場(絶対に落とせない締切)で、これを何とか凌ぎ切ったので、今日、明日というのは僅かな期間ながら、嵐の小康状態です。それで、昨日も含めた3日間は「何があっても定時で帰るぜ」daysとしているのです。

とは言っても、木曜日から再び来週いっぱいは「月末・月初の山場」に突入なんですけどね。とにかく、帰れるときはサクッと帰って、ごはんを食べて、お風呂に入って、愛猫を愛でて、23時頃には眠ってしまう。何もよいことがなくても、これができればそれだけで幸せです。

さて、現役の頃、若い頃は当たり前だった「残業」ですが、さすがに62歳ともなると「早く帰りたいな」としみじみと思うのです。ところが、ここしばらくは新しい業務を担当し、しかも大量ということもあって、2月あたりからずっと「月30時間」程度の残業を続けているのです。

それが結構に「慣れて」しまったところもあって、「早く帰りたい」と思う一方で「やべぇ、まだ終わってないよ」(もっと作業したい)なんて思ったりもするのです。まさか老後の仕事で「社畜」になるとは…

これ、私だけが働き過ぎなのかと思って、少しググってみたら、「60代男性の平均残業時間:20.5h」なんてデータにぶち当たりました。みんな、似たようなものだったのね。みんな体には気を付けてね。(出典:日本労働組合総連合会「36協定に関する調査2017」

若い頃は「残業する→残業代がもらえる」というそれなりに納得性の高いシステムだったのですが、今では「お金は要らないから早く帰りたい」けれど「仕事が終わらないと困る」という何だかとても「ピュア」な意識の下で悩んでいるのです。とは言っても、残業した分は残業代を申請してますけどね。

そうそう、20代の頃は残業前に同僚と一緒に近所のごはんやさんに行ってよく「残業飯」を食べたものです。今から35年以上も前の話ですから、終電まで働くなんていうのも「当たり前」でしたからね。エネルギー補充は大事なことだったのです。

当時はかつ丼とかラーメンとか、今思えば「重たい」ものをよく食べていました。今は残業をするにしろ、「残業飯」なんて絶対に食べませんし、そもそも胃に入りません。何せお腹が空きません。今は勤めている会社の規則で20時以降は絶対に残業ができないので、仕事を少しでも早く終わらせるために、ひたすらにカリカリと働くばかりです。

思えば、若い頃の残業というのは何だか部活の一部だった様にも思えます。今の若い人にはまったく理解できないでしょうが、深夜のオフィスで働き続けるのって、それなりに楽しかったのです。今だから思うことなんですけどね。

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最近のNCDH(寝る前にちょっとだけ読むどうでもいい内容の本)ですが、「またたび浴びたタマ」(村上春樹さん)を楽しんでいます。天下の村上春樹さんの本に向って「どうでもいい内容だと?」とファンの方には目を剥かれそうなのですが、これ、奇妙な本なのです。

回文があって、これをテーマとしたごく短い文章がある、という構成になっていて、どれもニヤっとしてしまう内容で、寝る前に脱力して読むには最適なのです。ちなみに本のタイトルの「またたび浴びたタマ」というのも、回文です。

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