契約をしている幾つもの保険料の支払いで、毎日の生活が困窮しています。まぁ、困窮は大げさですが、「更新の時期が来ました」なんてお知らせが来る度に、今月も予想外の出費の発生となります。本当は分かっていたハズの出費ですけどね、しっかりと忘れているのです。昨日も2件の保険を更新し、計9万円也をクレジットカードで支払いました。あいたたたた…
私とカミさんの医療保険、愛猫のペット保険、住居の火災保険/地震保険、自動車保険… こういった保険の料金支払いが年間で50万円近くにもなります。どれかを見直すと言っても、どれも「もしや」のときを考えると解約することを逡巡してしまいます。
これ、我家だけたくさん払っているのかと思ったら、極めて「普通」なんですね。それどころか「少ない」方かも知れません。何でも、生命保険だけでも60-64歳の年間払込額の平均は43.9万円なのだそうですから。 ※2018年度生命保険に関する全国実態調査(生命保険文化センター)
もう10年近く前ですが、私が腹部の手術をした際の手術/入院費用(30万円程度)は契約していた医療保険からの給付金できっちりと賄うことができて、大変に有難かったのです。実際はその何倍、何十倍もそれまでに保険料の払込みをしてきたんですけどね。
昨年は車を車庫でぶつけてしまい、20万円近い修理費も保険で賄うことができました。これもこれで、大変に助かりました。病気やケガと違い、完全に自分のミスによる支出ですからね。これで来季以降の保険料が上がってしまいましたけれど。
損害保険類はともかくとして、その他の保険については契約を止めてしまい、払込み分を貯金しておいて、いざというときにそれを使うというのも「有」の様にも思います。生命保険/医療保険関連の払込金額分の約40万円をこれから10年間貯金すると、400万円が積み上がることになります。そうは言っても積み上がることはなく、何となく消えちゃうんですけどね。
10年間で手術や入院などで、400万円分の医療費を使うのかと言えば、恐らく使うことはないでしょう。けれど、「まさか」に備えて「安心を買う」のが保険だと考えれば、しょうがないことなんでしょう。それによく言うじゃないですか「保険に入ると、保険を使うようなことは滅多に起きない」って。「安心」はタダじゃ買えないということで。
こんな状況にも関わらず、更に就業不能保険まで入ろうか悩んでいます。以前のエントリでも書いたけれど、私が検討しているものは61歳になるまでしか加入できません。さて、どうしたもんでしょう。いろんなことに備え過ぎて、保険貧乏になりそうです。